2014/10/22 Category : 日常 マグカップを片手に。 例えば一枚の写真を見たって思うことは人それぞれ。例えば一人は花瓶の花を綺麗だと言うし例えば一人は置き忘れられた傘を、淋しそうと言う。切り取られた窓の向こうの空に思いを馳せる人もいるだろうしテーブルの上の本の中身を考える人もあるだろう。いろんな意見があって当然だと知ってはいる、のだけれど。 君色時間~穏模様~ 更新しました。 PR
2014/10/11 Category : 日常 彼の人に ひどく綺麗な夕焼けに郷愁に似た何かが胸を過ぎる。不思議だね思い出すのは優しい場面ばかりなんだ。ひとり時間~静模様~、サイト『風色珈琲店へようこそ』 更新しています。
2014/10/07 Category : 日常 実り スーパーマーケットで鮮やかなリンゴの紅に惹かれてその一袋を買い求めた。そう言えば子供の頃、母がよくリンゴを煮てくれたものだ。鍋から立ち上る爽やかな酸味と甘みの混じった香りを思い出せば当時の台所の小窓越しに射す陽の角度まですぐそこに見えてきて。・・・秋はどうにも人恋しくなるのだろうか。苦笑じみた笑いを飲み込んでリンゴを切る。酸味の強い品種は、あの頃は苦手だったはずなのだけれど。ひとり時間~静模様~、サイト『風色珈琲店へようこそ』 更新しています。ご来訪、拍手、いつもありがとうございます。
2014/10/04 Category : 日常 けれど。 家族の愛情というものと、経済というものの均衡は時折酷く辛い状況を引き起こす。何のための入院なのかそれはとても難しい問いかけなのかもしれない。それぞれに色々な状況や理由や考えがあって正論だけでは誰しもがやっていけるはずも無くて。それでもねやっぱり何かを期待したくなることもあるんだ。君色時間~穏模様~、更新しました。サイト、ブログへのご来訪、拍手、ありがとうございます。
2014/09/27 Category : 日常 花色に 待合室の小さな花瓶に活けられた花に懐かしい眼差しを思い出した。リンドウ。祖母の好んだ花だ。緑茶を淹れる優しい手を覚えている。あの頃お茶の美味しさなんて良くは分からなかったものだけれど。時折こうして失った風景が色鮮やかに蘇る。普段はなかなかに思い出しもしないのに唐突に脳裏を過ぎるのだ。ひとり時間~静模様~、君色時間~穏模様~ 更新しました。サイト、ブログへのご来訪、拍手、いつもありがとうございます。