2013/11/28 Category : 拙文 「歩く」 乾いた空に、工事現場の音が響く。青は何処までも澄んで、果てはきっとものすごく遠い。通勤路の庭先では柑橘の黄色が鮮やかに実っていて秋から冬へと、季節は確かに移ろっていくようだ。去年と、今と、来年ときっと世界はそんなに違わない。僕はどうなのかな。何を覚えて、何を失ったんだろう。何を忘れて、何を手に入れるんだろう。まっすぐに歩いて行けるのかなまっすぐに前に進まなくてもいいのかなもしかしたら何処かで誰かが僕を待っていてくれたりなんて、するのかな。 君色時間~穏模様~更新しています PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword